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イギリス人の髪色はどんな色?流行りの色味や日本人にも影響ある水についても解説

イギリスに留学しようと考えている方や、イギリスに興味がある方にとって、イギリス人についてもっと知りたいと思うことってありますよね。
 
そんな方のために、今回は美容師目線でお答えできる内容を紹介していきたいと思います。
イギリスで働く美容師だからこそ、たくさんのイギリス人やその他EU出身のお客様までたくさん来店する私たちが様々な髪色や、イギリスの水の影響など説明してみたいと思います。

イギリス人の髪色って何色?

今一言にイギリス人と言っても、実際にはイギリスにはたくさんの国から集まってできた国なので、髪色も見た目も様々なんです。
 
日本人の方からすると、欧米の人たちの髪色のイメージは金髪やアッシュっぽいブラウンなどのイメージをしている方も多いようですね。
 
ですが、実際にはイギリス人の方達も自分の好きな髪色になるためにヘアカラーやお手入れをしてるんです。

イギリス人の髪色の種類

ここからは、実際にイギリス人の髪色の種類についてもう少し詳しく解説していきたいと思います。
 
イギリスに来て、イギリス人の人たちのような髪色にしたいなんて考えている人も多いかもしれませんね。
 
そんな中で、自分でもチャレンジしてみたい色味があったらぜひ参考にしてみてください。

アッシュブラウン

日本でも人気の色味であるアッシュブラウンカラーは、透明感のある色味で太陽の光の下では淡くアッシュ味のあるブラウンカラーに見えるのが特徴です。
 
イギリス人の方の一部は、子供の頃は髪色が太陽の日差しなどの影響を受けて金髪のように明るくなり、大人になるにつれて髪色が暗くなって来る人がとても多いですね。
 
外国人風カラーの定番であるアッシュブラウンにしたいと願っている日本人の方も多いぐらいイギリスでもよく目にする髪色ですね。

アッシュブロンド

アッシュ味のある明るいブロンドヘアの方もイギリスにはたくさん住んでいます。
 
先ほども説明したように、アッシュブロンドが太陽などの日差しやドライ屋などの熱などによって、明るくなりブロンドっぽい髪色になっている人もいれば、ブリーチを使って明るくした上にアッシュ味のあるくすんだ色味を被せて明るい色をキープしている人も多いです。
 
なので元々の地毛の人もいれば、地毛では出せない色味だからヘアカラーでアッシュブロンドっぽく作っている人もいるのでその違いを見てみるのも楽しいかもしれませんね。

濡れ烏(青黒い髪色)

青みを帯びた黒髪のことを「ヌレガラス」とよび、一般的な黒髪は東アジア、アフリカ、南アジア、アメリカ先住民、中東、地中海沿岸、太平洋諸島などに住んでいる人種の人たちによく見られる髪色ですよね。
 
その色味とは少し違い、より青っぽく深みのある黒髪が濡れ烏と呼ばれています。
 
髪の毛にしっかりと水分を含んでいて、重みがあり髪の毛が傷んでいない状態であればより髪色が青っぽく見えやすいですね。
 
この濡れ烏のような色味になりたいために、髪色をブルーブラックなどのカラーで青みのある黒髪に染める人もたくさんいます。
 
もともと黒髪でより深みをつけたい方や、地毛が明るいブロンドの人でも濡れ烏のような色味に憧れて全体を青黒い色味まで暗くする人もいるぐらい人気の色味ですね。

ブリュネット(栗毛色)

欧米人といえばこのブリュネットがとってもナチュラルで自然に見える色味として人気が高いです。
 
茶髪とは少し色味が違い、栗毛色で光に当たると透き通って見えるような軽くて柔らかさのある色味です。
 
実際には地中海沿岸や中東に住んでいる人の髪色に近いですね。
 
もともとブロンドヘアにしていた方も、暗くするときはこのブリュネット系の色味にしたいなどの要望があるので、海外でも暗めの色と言えばブリュネットカラーが人気です。

ダークブロンド(ライトブラウン)

欧米の場合は、日本人が考えるブロンドの色味に違いがあります。日本人からすると、ブロンドといえばとっても明るい色味のイメージですが、こちらでは明るめのブラウンぐらいの色味からダークブロンドなんて言う方もいます。
 
これは、日本とイギリスではベースとなる髪色の明るさレベルの規定が違うんですね。
 
日本で言う黒髪は、日本のレベルでは4レベルですが、イギリスでは2レベルが黒髪のレベルなんです。
 
明るい場合も同じで、日本の8レベルは茶髪っぽいブラウンですが、イギリスではかなり明るいブロンドっぽいブラウンになります。

プラチナブロンド(白っぽい金色)

イギリス人の方でよく見かける白っぽいシルバーヘアやホワイトブロンドのような髪色のようなプラチナブロンドヘアの方もよく見かけます。
 
外国人の象徴とも言われるこのプラチナブロンドですが、実際にはブリーチを使って根本からハイライトを使ってカラーをしているケースがほとんどなんですね。
 
日本人が根本をリタッチするように、イギリス人の方達でプラチナブロンドの方は根本だけハイライトをリタッチする人も数多くいます。
 
イギリス人の髪は、日本人の髪のように暗くないので少しのブリーチで簡単に白っぽいブロンドヘアになれるんです。
 
稀にフィンランド人やスウェーデン人の方に見られたり、太陽の日差しなどの影響で髪色が明るくなった子供の髪もプラチナブロンドになるケースもありますね。
 
イギリスに来たらぜひブロンドヘアにも挑戦したいところですね。

赤毛(レディッシュヘア)

スコットランドやアイルランドに住む人に多いこのレディッシュヘア。赤毛のアンでも有名な髪色ですが、この色は実際に見ると本当に綺麗な髪色なんです。
 
ヘアカラーで作る赤毛とは違い、ナチュラルで変に作られた色ではないので自然の中で生まれたような美しいと感じる髪色の一つです。
 
イギリスでも街中や、田舎などの地方に行くとよく見かける回数が多くなりますね。
 
サロンではヘアカットや縮毛矯正などで来店するお客様も数多くいます。

イギリス人なのに黒髪なのは何故?

イギリスに住んでいると、イギリス人の見た目なのに黒髪の人をちらほら見るケースがあります。
 
アジアっぽい見た目ではなく、欧米人っぽい見た目の雰囲気なのに黒髪なんです。
 
これは、先ほど説明した渡り烏のような色味になりたいイギリス人の方や、アジア人のような黒髪に憧れて暗くするイギリス人も意外と多いんですね。
 
日本人が外国人のようなアッシュっぽい色や金髪にするのと同じです。

イギリスの水について

イギリス人の髪色について話してきましたが、ここからは日本人の髪色に関わるイギリスの水についても解説していきたいと思います。
 
イギリスに住み始めると、ほとんどの日本人が体験する髪色の変化の大きな理由は水にあります。
 
イギリスの水は硬水で、髪の毛を洗っても髪がゴワゴワしたり、ギシギシしてしまうケースが多いんです。

イギリスの水による髪色への影響

日本の軟水とは違うので、髪の色が少しずつダメージを受けて毛先から明るくなってくるケースも多いです。
 
日本から持ってきたシャンプーを使用しても、硬水用に作られていないので泡立ちが悪かったり、トリートメントをつけて洗い流しても髪がツルツルにならないなんてケースもありますね。
 
イギリスに住み始めるとまず最初に日本との違いを感じるのはこの水と言ってもいいかもしれませんね。

イギリスで髪色を変えたくなったらMy snug roomへ

ロンドンの中心部にあるMy snug roomでは、ロンドンにある日本人が働く美容室の中でも人気のあるサロンです。
 
もちろん日本での経験も豊富で、イギリスのファッションショーなどのヘアメイクなども担当させて頂いております。
 
イギリスに留学や駐在などで引っ越してきた際には、ぜひご利用ください。